川端康成「伊豆の踊子」や石川さゆり「天城越え」で非常に有名な天城。…そんな天城高原に滞在してるなう。
人工的な音は皆無。凛と冷ややかな風と静寂に包まれた、高原ならではの雰囲気です。
天城という地名は一説によると「甘木」からきているらしい。このあたりには噛むと甘くお茶にすると甘茶になる「アマギアマチャ」という植物が自生しており、昔から旅人を癒やしていたとのこと。甘茶の木→甘木→天城。
ちなみに甘茶はお茶なのでツバキ科かと思いきやユキノシタ科…つまりアジサイと同じ植物なのだそうな。不思議だ。天城甘茶…ぜひこの旅行中に飲んでみたいね。
山の稜線が夕焼けの空にうつしだされ、美しい線を描く。サンセットタイム。遠き山に日は落ちて。
そんなのを借景にマッタリと温泉に入る気持ちよさといったらもう♨
フルオープンの毛穴から邪気が解きはなたれる感じ…プライスレス。w
市街地と違い食べに出歩くこともできないので、夕食はホテルのビュッフェをば。
部屋に帰ってきてからも飲む🍺
窓の外の景色がとにかく美しい。駿河湾から相模湾をなぞるように輝く光と、夜空にきらめく満天の星。そしてそれらの間に富士山の影。
カシオペア座、ケフェウス座、アンドロメダ座。…画面のゴミではなーい(笑
なんでもないことにイチイチ心を動かされてしまう。都会にあるものはなにもないけど、都会にないものがすべてある。素敵なところです、ここは。
Yoichi