下田街道(国道414号)の三島方面は容赦なくエンジ色表示。行楽シーズンの日曜・夕方前。イズ・ペニンシュラの渋滞ナメたらアカン。←
旧天城峠からのT字路を左折、帰りと真逆の下田方面に。…日曜の夕方前から下田にむかうクルマは皆無だ(笑
夜の帳に引き包まれるように下田街道の終点・下田に到着。海のすぐ近くにある磯料理屋「辻」が営業しているというので、そちらで夕飯をいただくことに。
入ってみて気づいたのが、このお店三島由紀夫がよく来ていたらしい。亡くなる3ヶ月前のサインも飾られていた。
「思えば「伊豆の踊子」のあとがき、三島由紀夫が書いてたよなぁ」。…三嶋神社・修善寺の湯川橋・天城隧道・湯ヶ野などなど、川端康成の著書片手に下田街道を巡った今回の旅。偶然だったのか必然だったのか…その最後にふさわしい食事処だ。
見えざるなにかがこの店に呼び込んでくれたような気がして、食事前からちょっとうれしい気持ちに。
魚介料理の数々。アートのように美しいお刺身、うまく言えないけどとにかく美味しい😋
名物・伊勢海老の鬼殻焼きにいたっては今まで出会えなかったことが悔やまれるぐらい美味しい!w
泳いでいる姿を想起させるカサゴのフライと、さらにお刺身追加とか。あぁ美味しい。。
この旅の〆・最後の晩餐、至福の時間でした。
帰路で天城トンネル〜修善寺の下田街道を通ったことによって、この旅中始点から終点まで下田街道のすべてを通ったことになる。…思い出にのこる旅だったな。
ホント濃密な3日間。今回も素敵な旅に出会うことができて有り難き幸せ。
Yoichi