鷹峯から大文字山の麓をなぞるように鏡石通り。南西方面に。神社や寺が無数に存在しているエリアだが観光客はほとんどおらず。
ほどなく「道が広くなったなぁ」と思ったら、金閣寺に到着。このあたりは混雑がすごい。
たぶん小学校六年生以来だわ！…正式名称は金閣寺ではなく「鹿苑寺・金閣」なのね。
さて、こんなこと書くと怪訝に思われるかもしれないが、京都の寺院・神社の不思議なところは境内に入るためにはお金が必要なところ。名目上は拝観料？参拝料？となっているけど、そもそも観たり拝んだりするのにお金がかかるのってヘンな話じゃないかなー。
もちろん、べつにケチってるわけじゃないよ。ただ多少仏教をかじっている身としては少々違和感をおぼえてしまうところ。まぁ管理とかいろいろ大変なのでしょうけどね。。
さておき、境内にある梵鐘を撞かせてもらった。思いっきり振りかぶって鳴らす鐘の声は諸行無常の響きあり。チョー気持ちよかった。
そして金閣。懐かしい風景だな。空は灰色の雲におおわれているけども風はほとんどなく、池に映りこむ逆さ金閣もナカナカ味わい深い。
色んな角度からたくさん写真を撮ってしまった。「金閣は舎利殿（つまり釈迦の遺骨が祀られている）なんだー」「雨樋の果てまで金色なんだー」とか、大人になってから気づくことも多し。笑
金閣寺…もとい鹿苑寺金閣（舎利殿）をあとにしチャリをこいだところ、西大路通りの向こうに「京菓子司 満月」を発見！阿闍梨餅のお店。
お土産用にいくつか詰めてもらったが今もひとつ食べたいと申し出たところ、お茶をだしてくださった。ありがとうございます。
阿闍梨餅を口に運ぶなり、柔らかくて温かい感触。「おぉ！作りたてやないか！」…超美味。
そういえば以前阿闍梨餅を食べてから今日食べるまで、大阿闍梨・酒井雄哉氏の著書を何冊か読んだっけ。阿闍梨になるための厳しい修行・千日回峰行を２回も達成したという
つづく
Yoichi
