Yoichi Wyeth Suzuki Blog / 鈴木よういちの日々とか。
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 先週は全業務を停止してバカンスに出かけてきました。
 ギリシャの首都アテネと、エーゲ海に浮かぶ三日月型の島・サントリニに滞在。

 すっかりリフレーッシュ
 今年の残りもがんばろう!って感じ。今エネルギーが漲っております😊

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 ところでギリシャに行って来た!と言うと必ず返ってくる言葉がある。その応対にそろそろ疲弊して来たため、まとめて綴ってみようと思います。

「ギリシャ危機大丈夫だった?」
「デモとかストとか危ないじゃん!」
「なんで今ギリシャ?」

 悠久の世界遺産よりも、エーゲ海の美しい島々よりも、すっかり経済危機の方が有名になってしまったギリシャ。

 コトあるごとにマスコミ・メディアが「一部地域」かつ「短時間」かつ「局所的」に行われているデモやゼネストなどの映像を繰り返し繰り返し流し続けているからか、あたかもギリシャ全土が混乱状態にあるような印象を与えられてしまっているのが、行ってきた身としては非常に残念だなぁと。


 趣味で観光統計眺めるのが好きなんだけど、ちなみに2011年のギリシャの観光客到着数は1,642万7,247人(前年比9.46%増)、観光業収益は105億2千万ユーロ(前年比9.45%増)で、実はこれ過去最高の水準なんですよ。

 財政赤字の隠蔽が発覚したのが2009年10月。それに端を発する欧州の信用危機とそれに伴う混乱はあったにしても、今月でちょうど丸3年。
 海の向こうの話題、この情報化社会を持ってしても時差のある人があまりに多いこと多いこと(^^;)

 もちろん情報発信側としてのメディア側にも幾許かは責任あるけど、受け手である各々のリテラシーも問われているんだと思う。
 ※もちろん「観光」という切り口の見方であって、マクロでみる政治や経済の状況は依然深刻なのは言うまでもない。


 今回の旅行の行き先を選定してたのが実は先月の中旬頃(…遅っ!)、ギリギリになってギリシャがいいんじゃないかと思い始めた理由は、、

  • ユーロが安い(€1=100円前後)
  • 英語が通じる
  • 10月はシーズンのピークから抜けた時季で、過ごしやすい気候かつ比較的静か
  • 観光客呼び戻しのための施策(付加価値税などの減税処置などや各種割引制度など)が期待できる
  • 元々の天の邪鬼的性格(裏を取るのが大好きw)
  • 各種書籍や統計による総合的判断(ちなみにお手本の国」のウソ」 という書籍は面白かった。実生活目線と統計的観点からみたエッセイが爽快。)
 

 もっと内容に踏み込むと、
  • 歴史ある建築文化遺産世界遺産美しい景色
  • 地中海やトルコなど、色んな地域の影響を受けたギリシャ料理、そしてワイン(ワインはこのあたりが発祥だそう)
  • 哲学・思想の聖地であるアテネギリシャ神話
  • ギリシャ音楽(調べてみてビックリしたのだが中近東の影響大!)
 などなど、見どころ・味わいどころも多いと考えたから。


 かかる理由で「今だからこそギリシャ」だったのだ😊

 ストライキやデモに関しても、海外じゃ特に異質な民衆行動ではない。そんなの気にしてたら今時どこにも行けない。緊縮財政下だって旅行者にとってはメリットも多い(割引や減税など)


 結果的には雨知らずの1週間、のんび〜りと超充実の旅行。楽しかったな(^^

 旅行記も書けたらいいなぁなんて思ってます。どうぞお楽しみに!



 P.S.
 アテネ大学に書かれた落書き

写真 2012-10-13 16 29 39

 ギリシャ破綻は国際資本による仕組まれたスキームであったことがだんだん明らかになってきてますよね。
 そう考えると、落書きもただの落書きには見えないんだよなぁ。




【追記】
 旅行記、ぞくぞくとアップしております(^^
 http://wyeth.ldblog.jp/archives/52097107.html
 

 
Yoichi


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