以前から日本の音楽や伝統芸能を研究していると書いていたけど、よりによって今日８月２５日（月）、滝宮天満宮というところで千年以上続く神事「滝宮の念仏踊り」が行われるということで…いってみることに！
しかも案内によると
15年に一度のオールスターフェス…なんちゅう引き寄せ！笑
心が躍るなぁ😄
そんな感じで瀬戸大橋からクルマを走らせていた途中、寄り道とか。手打ちうどん「まえば」
本日うどん屋４軒目（通算７軒目）。民家の延長線のような、古き良き食堂みたいな雰囲気。
ここもセルフ式、半玉に半熟卵の天ぷらをトッピング。
しなやかな食感の麺もさることながら、ここのうどんはとにかくダシの香りがすごい！
魚介系の香りがフーンと鼻にヌケる感じ。追い鰹とかなのかな？すっごい美味しい。
（「そばラーメン」ってのも気になるなぁ！笑）
…気を取り直して、滝宮に向かーう！
…到着。綾歌郡綾川町・滝宮天満宮。
（鳥居の上に石が乗っている！）
改めて…よりによって今日かー！ホントついてるなぁ。
お祭がはじまったらしい。
小高い音色の太鼓と、和の調を軽やかになぞる横笛。ぞろぞろと広場に集まっていく感じ。
楽器は法螺貝（ほら貝）、鉦（しょう；腰から下げられた円盤型の金属製打楽器）、太鼓、横笛。
「ナムアミドーヤ」という掛け声と共に、大きなうちわをもった男たちが、飛び跳ねるように踊る。
そもそも、この祭りは
浄土宗の開祖・法然が振付師ってのが実に面白い（＾＾
…うーん、なんかカッコイイな！
（前々からブログで綴ってる通り）多少仏教をかじっている身としては、掛け声が（なむあみだぶつではなく）「ナムアミドーヤ」ってのが興味深いところ。
そもそも南無阿弥陀仏や南無妙法蓮華経の南無（なむ）は、帰依する・信じる・敬意を払うという意味でしょう（ちなみにインドの挨拶「ナマステ」のnamも同様）。それぞれ「阿弥陀仏」や「妙法蓮華経」を南無するって意味だけど、では一体このアミドーヤってどういう意味なんだろう。アミドーヤを南無する？！
…まぁ「南無阿弥陀仏」を唱えているうち、トランス状態で変容していったんだろうなー、、とか想像するけど。
祭りの後は本殿に参拝
（昭和と明治のノボリにはナムアミドーヤではなくやはり「南無阿弥陀佛」と。）
せっかくなので、敷地隣の瀧宮神社（牛頭天王社）にも。
随神門は寛永21年（1644年）、高松藩主・松平頼重によるもの。
本堂は和銅二年（709年）建立、1300年以上前って…奇跡に近いな。
（しかもこれ、大社造りだよね？！）
…うーん、いいもの見れたなー。感謝。
夏フェスに出演して、その流れで1000年以上続く日本の伝統フェスにふれられるとは…実に感慨深い。
…さらに旅はつづく。
Ps
鉦の音色が、妙に耳に残るな。
Yoichi
しかも案内によると
滝宮の念仏踊りは国指定重要無形民俗文化財で、五穀豊穣と雨乞いを願う千年以上続く神事です。
現在では綾川町の１１組の踊り組より３組ずつ毎年奉納していますが、５年に１度全１１組が奉納する「総踊り」が行われます。
また、その他３年に１度丸亀市飯山町より「坂本念仏踊り」が特別奉納されます。
なお、平成２５年は総踊り並びに坂本念仏踊りが同日に奉納される年となります。
15年に一度のオールスターフェス…なんちゅう引き寄せ！笑
心が躍るなぁ😄
そんな感じで瀬戸大橋からクルマを走らせていた途中、寄り道とか。手打ちうどん「まえば」
本日うどん屋４軒目（通算７軒目）。民家の延長線のような、古き良き食堂みたいな雰囲気。
ここもセルフ式、半玉に半熟卵の天ぷらをトッピング。
しなやかな食感の麺もさることながら、ここのうどんはとにかくダシの香りがすごい！
魚介系の香りがフーンと鼻にヌケる感じ。追い鰹とかなのかな？すっごい美味しい。
（「そばラーメン」ってのも気になるなぁ！笑）
…気を取り直して、滝宮に向かーう！
…到着。綾歌郡綾川町・滝宮天満宮。
（鳥居の上に石が乗っている！）
改めて…よりによって今日かー！ホントついてるなぁ。
お祭がはじまったらしい。
小高い音色の太鼓と、和の調を軽やかになぞる横笛。ぞろぞろと広場に集まっていく感じ。
楽器は法螺貝（ほら貝）、鉦（しょう；腰から下げられた円盤型の金属製打楽器）、太鼓、横笛。
「ナムアミドーヤ」という掛け声と共に、大きなうちわをもった男たちが、飛び跳ねるように踊る。
そもそも、この祭りは
とのこと。
仁和四年（888年）大早の節、菅公は讃岐の国司を務めておりましたが、その年は雨が降らず大飢饉となり麦も枯れ、田植えもできぬ有様で国民の苦しみは記語に絶するものがありました。
菅公は民を救うため、自らの身命を賭けて城山に登り断食七日七晩して祈雨の願文を奏して祈り給いました。
すると菅公の祈りが天に通じて待望の雨が三日三晩降り続いたそうです。慈雨に喜ぶ国民は老若男女を問わず、国司の邸に群集し歓喜の余り踊り舞つつ徳を感謝しました。
その後、法然上人により振り付けを新しくして現在の形になりました。
浄土宗の開祖・法然が振付師ってのが実に面白い（＾＾
…うーん、なんかカッコイイな！
（前々からブログで綴ってる通り）多少仏教をかじっている身としては、掛け声が（なむあみだぶつではなく）「ナムアミドーヤ」ってのが興味深いところ。
そもそも南無阿弥陀仏や南無妙法蓮華経の南無（なむ）は、帰依する・信じる・敬意を払うという意味でしょう（ちなみにインドの挨拶「ナマステ」のnamも同様）。それぞれ「阿弥陀仏」や「妙法蓮華経」を南無するって意味だけど、では一体このアミドーヤってどういう意味なんだろう。アミドーヤを南無する？！
…まぁ「南無阿弥陀仏」を唱えているうち、トランス状態で変容していったんだろうなー、、とか想像するけど。
祭りの後は本殿に参拝
（昭和と明治のノボリにはナムアミドーヤではなくやはり「南無阿弥陀佛」と。）
せっかくなので、敷地隣の瀧宮神社（牛頭天王社）にも。
随神門は寛永21年（1644年）、高松藩主・松平頼重によるもの。
本堂は和銅二年（709年）建立、1300年以上前って…奇跡に近いな。
（しかもこれ、大社造りだよね？！）
…うーん、いいもの見れたなー。感謝。
夏フェスに出演して、その流れで1000年以上続く日本の伝統フェスにふれられるとは…実に感慨深い。
…さらに旅はつづく。
Ps
鉦の音色が、妙に耳に残るな。
Yoichi
