10時すぎの新幹線で出発。ひさしぶりに京都にむかーう。
ホントはアサイチの新幹線で東京を経ちたかったのにバタバタしてしまった。いたしかたあるまい。この1ヶ月間に3回も旅行にでてるし。笑
移動から臨場感をだすために車内のビールも京都仕様(千都の夢)。ド平日の朝からプシュッとごめんなさい♡
正午すぎに京都到着。いい天気で心も晴れ晴れ。
京都駅の八条口とその周辺がピッカピカでびっくり。
ホテルのお迎えがココ京都駅16時20分。自由な時間が4時間弱しかないため、チャリでまわることに。ちょうど10年前の京都旅もそんな感じで楽しかったので(まぁ京都はそのあとも来てるけど)。
今回は行き当たりばったりで観光してみまっす😋
今回は行き当たりばったりで観光してみまっす😋
鴨川を七条大橋でわたると古き良き飲食店がチラホラと。七条甘春堂という和菓子屋さんが少々気になった。福家堂本舗に影響されてか。w
さてまずはじめに三十三間堂に。
広大な敷地の中にたたずむ長大なお堂。創建年は西暦1165年・現在の建築は1266年に再建されたものだとか。ホントすごい規模だなー。
日本庭園には河津桜が咲き誇っていてきれいだった。
南北に120メートル、奥行き22メートル、高さ16メートル。ミニマルアートのようなリズム感が大変心地いい。
お堂を一周したあと、堂内(撮影禁止)へ。
木の床がキシむ音、線香の香り。ヒンヤリとしていてかつ厳かな空気感。お堂の中に足を踏みいれた瞬間思わず感嘆した。おびただしい数の千手観音菩薩像。おなじ向きに並んでいてなにかを待っているように静かに、ただ静かに佇んでいた。
なんでも1,000体近くいらっしゃるんだとか(千手観音は33变化するので33,333体という数え方もある)。
よーく観てみるとところどころ台座だけになっていて、各地の美術館などに「出張中」の観音菩薩もいるようで面白かった。…会社員みたいだな。w
風神雷神像はじめ国宝の数々。お堂中央の巨大な千手観音坐像も端厳微妙な表情をしていて味わい深かった。
さて仏教本の般若心経講義にも書いてあるが、我々が「ものをみる」場合「見る・観る・診る・看る・視る・察る」など、そのことばは数多く存在する。
では「見る」と「観る」のちがいはなにか。それは肉眼でみるか心眼…つまり「心でみるか」のちがいか、なのだそう。
観音さま…つまり観自在菩薩のように、心眼を開けばこそ観えてくる世界ってまだまだあるはず。
つづく
Yoichi